直線上に配置
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アナハタ
対応色 緑

第四のチャクラは、ハートのチャクラと呼ばれている。対応する分泌腺は胸腺である。

第四のチャクラは、心臓、血液、循環器を支配している。また頭脳にある迷走神経にも強い影響力を持っているうえに、免疫と内分泌組織も支配している。色は一般に緑色であるが、見る人のレベルによって違って見えることもある。

ハートのチャクラで瞑想を始めたとたん、大切なのは、受け入れること──他の人を受け入れ、自分の中の愛を受け入れることだと私は悟った。祈りは神へ語りかける行為だとよく言われている。 


瞑想はチャクラを経由して神が内なる神を使って、私達に語りかける時間なのだ。

すべてのチャクラで瞑想ができるようになることこそ、内なる平和を完成させるための道なのだ。

サンスクリット語でハートのチャクラのことをアナハタと言う。これは常に新しく“自立するもの”という意味である。ハートのチャクラで私達は恋に落ちる。直感的に誰かに魅力を感じると、私達はハートのチャクラから動き始めて、黄色の太陽神経叢のチャクラヘと 下がり、さらに愛に刺激されてオレンジ色に輝いている性のチャクラヘと下りる。

最後に根のチャクラの温かい赤のエネルキーへと行き着いて、その人と一緒にこの地上で生活し、落ち着きたいと思い始める。

ハートのチャクラは魂の中心であり、私達の人格はこのハートのチャクラによって決まる、と東洋の神秘主義者は言っている。

魂は“永遠のホルモン”、を製造していて、愛によって、私達を永遠に若々しく感じさせてくれるそうだ。

この“永遠のホルモン”は、私達が恋をしている時に、ハートからエネルギーとして発散すると言われている。このホルモンは、私達の下の三つのチャクラをうるおす。

私達が決して、“恋に昇る”とは言わず、“恋に落ちる”と言っているのは、とてもおもしろいと思う。たぶん本能的に、ハートのチャクラで最初に相手に惹きつけられ、そのあと、順に下のチャクラヘと下りて、最後に落ち着くということを知っているからだと思う。